6.272018
世界中を旅した自転車冒険家 次なる夢は南極大陸へ
8年半かけて157カ国自転車地球1周した自転車冒険家が遊びに来ました!
日本の生活にもどり、現在は、生まれ故郷の長野の諏訪で自転車ガイドや全国各地で講演活動をしています。日本の素晴らしさを再認識。次の大きな夢を聞かせていただきました!!
Q:今の良平さんの思いと活動を教えてください。
A:世界一周自転車旅を終えて思ったこと。それは、これからの人生も自然の中で生きていきたい。自転車と自然。自分が育った長野から子どもたちに自分の体験をもとに子供たちに話をしたり、一緒に自転車を活用したゆかいな企画からロングライドコースなどを練っています。そんな自分の思いが、県から認められて、協議会を立ち上げています。そんなひとつにサイクルスタンドを多く諏訪地区に設置することです。
また、私は、サイクリングガイドをしています。これからは、サイクルガイドの養成も考えています。
7月には、小口良平と行く初めてのバイクパッキングツアーを企画しています。
2018年7月7日~8日 1泊2日の旅です。
Q:良平さんのこれからの夢は何ですか?
A:自分がやりたいものが3つあります。
その一つが自転車自然冒険塾をやりたいと思っているのです。今いる長野には、自転車で旅する起伏に富んだ美しい山あり湖ありと自然を満喫する場所が多くあります。緩いコースをはじめ多くの人に自転車と自然を楽しんでもらえるような企画作りを少しづつ始めています。
2つ目は、冒険家が持っている「グリット」(やり抜く力)があるのですが、「HSP」(Highly Sensitive persons)と言われる、繊細で感受性が高すぎて、深く内省して考えてしまう子供たちが案外多いのです。自分もそうだったのです。一つだけ自分もやりたいことをやって死んでしまおうと思っていたのです。それが、世界一周自転車旅でした。でも多くの国を訪れて日本に生きて帰ってこられたこと。戻ってきて感じたことは、日本人がこんなにも恵まれているんだということ。恵まれた国に生まれ生きているんだということに気づきました。今までの自分の体験が誰かの役に立てるのであれば、「生きる力」を多くの人に伝える活動をしたいと思っています。
そして3つ目の夢は、「南極を自転車で走ること」です。自分自身の人生の楽しさを残したいのです。「南極大陸」の夢を叶えたい。単独でいくのではなく、出来ることなら仲間たちと夢を追いかけたいと願っています。そんな夢を発信することによって周りに少しでも影響を与え同じような行動にでてくれるのであれば嬉しいのです。
素晴らしい夢ですね。私たちも出来る限り応援したいです。トライウエルは、地球上に残された最後の大陸を思う存分でっかく遊ぶお手伝いをしています。しかも、まだ誰もしていないものにチャレンジして、日本人が最初に手掛けることができたら最高です。
南極点を目指した白瀬中尉のように日本人には、挑戦心のDNAが脈々と繋がっているはずです。世界で初のおもしろい企画を是非、ご一緒に企画していきましょう。
勿論、日本人だけでなく、世界中の冒険心あふれる若者から熟年層まであらゆる人たちが自分たちの身体を使って参加できるとさらに面白くなりますね。アイディアはいくらでもあります。
頼もしいインタビューでした。ありがとうございました。
小口良平 プロフィール
自転車冒険家。 1980年生まれ。長野県岡谷市出身。大学卒業後、建設会社に就職。退職後、2007年から2016年までの約8年半で157カ国 155,502kmの自転車地球一周旅を達成。その走破距離、国数は、日本歴代1位の記録。著書「スマイル!」笑顔と出会った自転車地球1周 河出書房新社
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